PCとAndroid端末をUSB接続し、コマンドでPC側でAndroid端末内の
/procディレクトリ配下のファイルを閲覧(catコマンド)したりファイルの送受信を
行う方法です。
※/procディレクトリ配下をcatコマンドなどでAndroid端末内のファイルを閲覧
するだけ、などでPCとAndroid端末間でデータの送受信を行わないのであれば
Android端末のフリーソフト「Android Terminal Emulator」で閲覧する
方がずっと楽です。
Windows7にJDKをインストールします。
JDKのダウンロードページ
コンピュータ→プロパティ→システムの詳細→環境変数
変数名 PATH
変数値 C:\Program Files (x86)\Java\jdk1.8.0_20\bin;
※JDKのbinのフルパスを入力して下さい。
※PATHが既にある場合、変数値を追記して下さい。「;」で区切ります。
その後、コマンドプロンプトで「java」と入力し、ヘルプが表示されれば問題有りません。
Android SDKのダウンロードサイト にアクセスします。
32bitか64bitかを選択し、 windows用の「android-sdk_r04-windows.zip」を
ダウンロードします。
ダウンロードしたandroid-sdkフォルダーをC:ドライブの直下に移動させます。
コンピュータ→プロパティ→システムの詳細→環境変数
C:\Program Files (x86)\Java\jdk1.8.0_20\bin;C:\adt-bundle-windows-x86-20140702\sdk\platform-tools;C:\adt-bundle-windows-x86-20140702\sdk\tools;
その後、コマンドプロンプトで「adb」と入力し、ヘルプが表示されれば問題有りません。
adb versionと入力してみました。
Android Debug Bridge version 1.0.31
Android端末の設定→端末情報→ソフトウェア情報のビルド番号を8回押します。
機種はLGのL-01Fにて設定しました。
設定→システム→「開発者向けオプション」が選択できることを確認します。
設定→開発者向けオプション→USBデバッグにチェックを入れます。
Windows7とAndroid端末をUSB接続し、Android端末の画面に自動表示された
「USB接続方法の選択」の右上アイコンを押し、PCへ自動インストールさせます。
終了後または再度USBケーブルを抜き差しすると
Android端末に「USBデバッグを許可しますか」と表示されているはずです。
その画面にて「このPCを常に許可する」にチェック入れます。
Windows7にてコマンドプロンプトを開きます。
デバイスが表示されていれば接続は問題ありません。
C:\Users\a>adb devices
List of devices attached
1111111111111111 device
だいたいLinuxのコマンド操作です。
C:\Users\a>adb shell
shell@android:/ $ cat /proc/version
Linux version 3.4.0
shell@android:/ $ cat /proc/cpuinfo
Processor : ARMv7 Processor rev 0 (v7l)
adb push a.txt /sdcard/
adb pull /proc/net/dev
shell@android:/system $ exit