LPICに関するページです。
SUIDが設定されているファイルを検索する。
find / -perm -u+s -type f
SGIDが設定されているファイルを検索する。
find / -perm -g+s -type f
find / -perm -6000
4000,2000の両方に該当するものがヒットする。
find / -perm +6000
4000,2000のどちらか1方に該当するものがヒットする。
例 set -o noglob
noglobを有効にする。
-oで有効、+oで無効にすると言うことに注意する。
set -oのみの場合、現在の設定一覧を見ることができる。
-o
オプションを有効にする
+o
オプションを無効にする
bashの主なオプションは以下。
allexport
作成/変更した変数を自動的にエクスポートする。
emacs
emacs風のキーバインドにする。
ignoreeof
ctrl+Dキーでのログアウトを無効にする。
noclobber
出力リダイレクトを禁止する。
同名のファイルが既に存在する時に書き込み禁止にする。
リダイレクトを使ってファイルに書き込む場合に使用する。
set -C でも同じ。
noglob
メタキャラクタを使用したファイル名での展開を無効にする。
vi
vi風のキーバインドにする。
echoを付けて確認表示する。
$0 プログラム名(スクリプト名)
$$ 現在のシェルのプロセス番号
$# コマンドラインに与えられた引数の個数
$? シェルが最後に実行したコマンドの終了状態。戻り値。
$@ 引数のリストを表示
①GNOME (C)
GTK ベースのライブラリ
GDM ディスプレイマネージャ
gwm、sawfish ウィンドウマネージャ
②KDE (E)
Qt(キュート) ベースのライブラリ
KDM ディスプレイマネージャ
kwm ウィンドウマネージャ
③Xfce
軽量なデスクトップ環境。
ウィンドウの外観、メニュー、アイコン等を
提供するソフトウェア。
twm、Metacity、WindowMaker等が有る。
ランレベル5で起動した時にログイン画面を提供し、
ユーザー認証やX自体の起動を行なうもの。
①XDM
XFree86で標準使用される。
XDMを使用するとリモートログイン可能。
認証プロトコルはXDMCP。
②GDM
GNOMEで使用されるXディスプレイマネージャ
GDMに関するファイルは/etc/X11/gdmか、
/etc/gdmディレクトリ以下に有ります。
起動時のログインウィンドウに表示される画像を
変更するにはgdm.confか、custom.confにて設定する。
③KDM
KDEで使用されるXディスプレイマネージャ
XFree86の設定ファイルが格納されている。
GUIログイン時にどのディスプレイマネージャで
起動するかを設定する。
/etc/inittabから呼び出される。
KDMで使用される設定ファイルが格納されている。
Xサーバ X.Orgの基本設定ファイル。
書き換えるのは2つのユーティリティが有る。
①xorgconfig テキストベース
②xorgcfg GUIベース
xorg.confの中の各セクションでの設定項目は以下
全て単語の1文字目は大文字。
①Moduleセクション
Xサーバが組み込むモジュール
②InputDeviceセクション
キーボードやマウス
③Deviceセクション
ビデオカード
④ServerLayoutセクション
スクリーンの指定と
入出力デバイスの組み合わせ
⑤Screenセクション
ディスプレイの表示色数や画面サイズ
⑥Filesセクション
RGBカラーデータベースの場所、
フォントサーバ
⑦Monitorセクション
モニタータイプ
Xクライアントの設定ファイルが格納されている。
デスクトップ環境やウィンドウマネージャの起動(システム全体)
startxやxinitコマンドで読み込まれるスクリプト。
●~/.Xresources
●/etc/X11/xinit/xinitrc.d/以下のファイル
●^/.Xclients
ユーザーごとのXclientsスクリプト
●~/.xinitrc
ユーザーごとのxinitrcスクリプト
xdm-config
XDMの設定ファイル。XDMが利用する設定ファイルのパスや
基本的なアクセス許可などの設定。
Xaccess
XDMへの接続を許可するホストの設定。
Xservers
Xサーバとディスプレイの対応などの設定。
① Xsetup_0
ログイン前処理
壁紙などのXDM起動時設定。
② Xresources
ログイン画面などのXリソース、Xクライアントの設定。
xinitrcやXsession(もしくは ~/.xinitrc ~/.xsession)に
よって読み込まれる。
③ Xsession
ログイン後処理
/etc/X11/xinit/xinitrc.d/ディレクトリ以下のファイルを
呼び出す。且つウィンドウマネージャの起動、
ログイン後に起動するプログラムなどの処理設定。
.Xresources
ユーザーごとのXクライアントの設定。xinitrcやXsession
(もしくは ~/.xinitrc ~/.xsession)によって読み込まれる。
.xsession
ユーザーごとのXsessionスクリプト。ログイン後に自動起動
させたいプログラムの設定等。
ユーザーがログインする際にいくつかの
環境設定用ファイルを読み込む。
その内の1つ。ユーザー個別の設定ファイル。
①/etc/profile(全ユーザー共通)
全ユーザー共通のPATH変数の値の
定義等もこのファイルで行う。
②.bash_profile(有れば読み込む。ログイン時以外は読み込まれない)
③.bash_login(.bash_profileが無い場合に読み込む)
④.profile(.bash_loginが無い場合に読み込む)
存在する場合は、シェル起動時に読み込まれる。
エイリアス等を設定しておく。
ログインシェルの終了時に読み込まれるファイル。
画面をクリアする「clear」コマンドが記載されている。
使用するフォントを静的に設定するには
filesセクションでフォントファイルのパスを指定する。
FontPath"/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType"
ネットワーク上にあるフォントサーバーを指定するには
FontPath"unix/:7100"
FontPath"unix/:-1"
Xフォントサーバーとは
xfsと呼ばれる。フォントを送るサーバーソフトウェア。
/etc/X11/fs/configが設定ファイル。
ユーザー情報、アカウント情報が記載されている。
パスワードをシャドゥ化するとパスワード欄に
「x」と表示される。
パスワードをシャドゥ化した時に暗号化された
パスワード情報が格納される。
スーパーユーザーのみが参照できる。
パスワードをシャドゥ化するコマンドは
pwconv
グループ情報、グループの設定が記載されている。
グループのパスワードをシャドゥ化した時に
暗号化されたパスワード情報が格納される。
このディレクトリにある雛形のファイルが
新規ユーザー作成時にホームディレクトリにコピーされる。
スケルトン (skeleton)の略。訳は骨格や構造。
毎時間実行される自動タスク設定ファイルが格納されている。
毎日~
毎月~
毎週~
上記以外の自動タスク設定ファイルが格納されている。
許可
拒否
cron.allowファイルの方が強い。
NTPサーバー設定をするファイル。
NTPデーモンのntpdが起動時にこのファイルを読み込む。
server変数を使用してNTPサーバーを指定。
server 0.centos.pool.ntp.org
server 1.centos.pool.ntp.org
server 2.centos.pool.ntp.org
タイムサーバーから取得した時間誤差値を格納しておく。
システムのタイムゾーンに関する設定ファイル。
タイムゾーンを書いておく。
tzconfigコマンドで更新する。
tzselectコマンドで設定可能な値を表示可能。
tzconfigとtzselectを混同しないこと。
ゾーン情報ファイルが格納されている。
/etc/localtimeファイルによってシステムの
タイムゾーンが決まる。
このファイルは/usr/share/zoneinfoディレクトリに
格納されているゾーン情報ファイルのコピーか
シンボリックリンク。
タイムゾーンの設定方法
ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Taipei /etc/localtime
もしくは
cp /usr/share/zoneinfo/Asia/Taipei /etc/localtime
デフォルトではファイルが存在すると言われる様子。
上書きでのコマンド発行は未試行。
TaipeiやTokyoファイルのシンボリックリンクを
名前「localtime」として/etcディレクトリに保存している。
syslogデーモンの動作を設定するファイル。
1行ごとに1つのルールが書かれている。
ファシリティ
ログの種別。facility 訳:設備、容易に
auth/authpriv 認証サービス
deamon 各種デーモン
kern カーネル
lpr 印刷サービス
mail メールサービス
news ニュースサービス
syslog syslog
user ユーザープログラム
※複数のファシリティを設定するには
;で区切るか、*で全指定するか「!」で「以外」指定する。
ログの監視レベルのこと。設定したものを含み、
それ以上のものが全て記録される。
設定したもののみを指定するには「=」を付ける。
順番を覚えておく。頭文字で覚えるならem a c e w n i d n
emerg 非常に危険な状態
alert 緊急の対応が必要な状態
crit 危険な状態
err 一般的なエラーメッセージ
warning 警告メッセージ
notice 注意メッセージ
info 情報メッセージ
debug プログラムをデバッグするときに有益な情報
none メッセージを送らない
mail.=err /var/log/mail
メールの一般的なエラーメッセージを記録
mail.notice /var/log/mail
注意メッセージよりプライオリティが高いメールのログを記録
mail.=err;mail.=notice /var/log/mail
メールの一般的なエラーメッセージと注意メッセージを記録
設定したメールアドレスにメールを転送する。
ホームディレクトリに格納するもの。
メールサーバーにsendmailを使っている
システムで使用するもの。
qmailでは.qmailファイルを使用する。
.forwardファイルと役割は似ている。
どちらもメールの転送を行うために使用する。
①.forwardはユーザー毎に設定する。
②/etc/aliasesに別名(エイリアス)と転送先を記載する方法は
システム全体に影響する。
設定後に有効にするには
newaliasesコマンドを実行する。
実行すると/etc/aliasesファイルに記述された内容に
基づいてsendmailが参照するデータベースファイルを
更新する。
sendmailをインストールした時に作られる
/etc/aliasesファイルには、以下の記述が入っています。
# Basic system aliases -- these MUST be present.
MAILER-DAEMON: postmaster
postmaster: root
# Person who should get root,s mail
root: taro, hanako
この定義は必ず書き足すこと。
書き足さない場合、rootでログインした時にしか
root宛のメールに気付くことができない。
通常ではセキュリティのため、ネットワークからは
rootでログインできない。
/etc/aliasesファイルの編集が終ったら、
newaliasesを実行する。
参照サイト
http://gabacho.reto.jp/tech-note/aliases.html
送信メールをスプールする。
各ユーザーに届いたメールをスプールする。
mailコマンドにてこのディレクトリにある
受信メールを閲覧可能。
ポート番号表。
主なポート
20 FTP (データ転送用)
21 FTP (制御情報用)
22 SSH
23 TELNET
25 SMTP
53 DNS
80 HTTP
110 POP3
119 NNTP
139 NetBIOS
143 IMAP
161 SNMP
0~1023
ウェルノウンポート
1024~49151
登録ポート
特定のアプリに予約されている。
ユーザーも自由に使用可能。
49152~65535
ダイナミック・プライベートポート。
自由に使用可能。
通信時のみ動的に使用。
通信終了後は開放。
ホスト名のみ記載されている。
debian系のもの。
Red Hat系は/etc/sysconfig/networkに書かれている。
ネットワークアドレスとネットワーク名の
関連付けが記載されている。
※CentOS5.2のデフォルトではファイルは無い様子。
WindowsではJP1/NNM等を使用する際
新規に作成したと思う。
DNSサーバーのIPアドレスとドメイン名が記載されている。
[root@centos52 /]# cat /etc/resolv.conf
; generated by /sbin/dhclient-script
search localdomain
nameserver 192.168.179.2
ntp.confと書き方を混同しないこと。
nameserver 192.168.179.2 と記述する。
ホスツファイル。アドレスとホスト名の対応表。
/etc/nsswitch.confで設定する場合と混同
しないこと。
中身は order hosts,bind となっていた。
●例 order hosts
/etc/hostsの内容で名前解決する。
●例 order bind
DNSサーバーを使用して名前解決する。
例 order hosts,bind
最初はhostsを使い、次にbindを使う。
カンマで区切ること。
名前解決を行いたいサービスとどのように
名前解決を行うかの対応が記載されている。
名前解決の順序も指定可能。
/etc/host.confで設定する
場合と混同しないこと。
設定方法は以下を参照。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ola/olaacceptor.jsp
内容は以下のように書かれていた。
[root@centos52 ~]# cat /etc/nsswitch.conf
#
# /etc/nsswitch.conf
#
~~~~~~~~~~
#hosts: db files nisplus nis dns
hosts: files dns
~~~~~~~~~~
DNS、LDAP、/etc/hostsの順に名前解決をするならば
hosts: dns ldap files
と記載する。
このファイルが有るとスーパーユーザーのみ
しかログイン出来ない。
一般ユーザーのログイン画面に表示させたい内容を
記載しておく。
デーモン起動するものの実態が格納されている。
シンボリックリンクは
/etc/init.d ディレクトリ。
アクセス制御の許可設定を行う。
記述方法
192.168.100.*か、a.comからのみFTP接続を許可する。
192.168.100.*か、a.comのどちらか
一方だけに所属していれば許可されることに注意すること。
in.ftpd: 192.168.100. a.com
アクセス制御の拒否設定を行う。
-------------------------------
記述方法
全てのホストからの全サービスに対して接続拒否。
ALL : ALL
-------------------------------
一般的には
/etc/hosts.denyを全拒否にして、許可したいもののみを
/etc/hosts.allowに記載する。
条件式の真偽を判定する。
※一般的にはtestコマンドよりも[]がよく使われる。
オプションは以下。
-a
条件aaa -a 条件bbb
どちらの条件も真の場合、真。
多分-aはandの略。
-o
条件aaa -o 条件bbb
どちらかが真であれば、真。
多分-oはorの略。
!
条件が偽であれば真となる。
test ! 1 -eq 0 では真となる。
aaa != bbb も真となる。
-x
指定したファイルが存在し実行可能であれば真を返す。
例 test -x a.txt
例 [-x a.txt]
-f
指定したファイルが存在する場合は真を返す。
以下のような際に使用する。
例
if test -f ; then
./aaa.sh
fi
指定したファイルが存在しない場合は
以下のように返ってきた。
[root@centos52 ~]# ./testf.sh
./testf.sh: line 2: ./aaa.sh: そのようなファイルや
ディレクトリはありません。
-d
指定したディレクトリが存在する場合は真を返す。
-r
指定したファイルが存在し、読み取り可能の場合は真を返す。
-w
指定したファイルが存在し、書き込み可能の場合は真を返す。
※rootにて実行した場合は書き込み権限が無い場合でも真を返す。
新しい、古いの扱いについて
file_a -nt file_b
file_aの更新日付がfile_2より新しい場合は真
多分new thanの略。
file_a -ot file_b
file_aの更新日付がfile2より古い場合は真
多分old thanの略。
数値の扱いについて
数値a -eq 数値b
数値aと数値bが等しければ真
数値が等しい場合は「-eq」を、
文字列が等しい場合は「=」
数値a -ne 数値b
数値aと数値bが等しくなければ真
数値a -ge 数値b
数値aが数値b以上なら真
数値a -gt 数値b
数値aが数値bより大きければ真
数値a -le 数値b
数値aが数値b以下なら真
数値a -lt 数値b
数値aが数値b未満であれば
覚え方
gで始まれば数値aの方が大きい に関すること。
lで始まれば数値aの方が小さい に関すること。
eqは等しい。
この3つをまず覚えておく。
alias 設定したいエイリアス名='コマンド名'
例 alias iiiii='ls -i'
例 alias iiiii=ls
コマンドなどの別名を登録できる。
エイリアスと言う。
alias(引数無し)を実行すると設定した
エイリアスが表示される。
設定を削除する場合は
unalias エイリアス名
例 unalias iiiii
一時的にエイリアスを無効にするには
(alias ls='ls -lA'とした際など)、
エイリアスの直前にバックスラッシュを付ける。
[root@centos52 ~]# \ls(バックスラッシュls)
単調増加(減少)する数値列を表示する。
seq 10 20やseq 20など。
seq 2 6 21なら真ん中の値は、どれだけ増加させるか。
2 8 14 20が結果。
for num in `seq 10`
do
echo $num
done
バッククォートで囲むこと。
もし`seq 10`を
ダブルクォーテーションで囲んだ場合、$の
結果は文字列として"seq 10"となることに注意。
シングルクォーテーションでも同じ。
リモートのXクライアントからの利用を制御する。
Xサーバ側でコマンドを入力する。
+<ホスト名>
+は無くても良い。ホストからXサーバへの接続許可。
-<ホスト名>
ホストからXサーバへの接続拒否。
+
全ホストから接続許可(アクセス制御を無効にするということ)
-
許可外のホストは接続拒否(アクセス制御を有効にするということ)
Xで使用する入力デバイス、ディスプレイ、ビデオカード
などを設定する。
Xを起動する。(ランレベル2や3でのCUIモード時に使用する。)
ログイン画面からGUIにするには/etc/inittabファイルを
編集し、ランレベル5で起動するようにしておく。
id:5:initdefault:
X Window Systemとは
Xと呼ばれる。Linuxで提供されている標準のGUI環境。
もとはUNIXにGUI環境を提供するために開発された。
Linuxで使用されているXFree86はバージョン11リリース6(X11R6)を
ベースにしてGPLに基づいて開発及び配布されている。
「マウスをクリックして下さい。」との表示が出る。
指定したXアプリケーションの
ウィンドウ情報を表示。
位置、高さ、幅など。
-id
idを表示する。
-tree
全ての子ウィンドウも表示。
-root
rootウィンドウの情報を得る。
解像度等が表示される。
Xサーバーのディスプレイ情報を表示する。
ディスプレイ番号、スクリーン番号、解像度など。
-displayname
指定したディスプレイの情報を表示。
モニターのメニューボタンを押した時の
メニューのような画面が出る。
ビデオモードの調整。
垂直位置や水平位置等を調整する。
Xのユーザー設定を変更する。
パスワードをシャドゥ化する。
グループのパスワードをシャドゥ化する。
シャドゥ化されているユーザーパスワードを通常に戻す。
ユーザーのパスワードを変更する。
-l
アカウントをロックする。
usermod -Lと同じ。
一覧表示とかそういう類では無いことに注意すること。
-u
アカウントのロックを解除する。
usermod -Uと同じ。
-lと-m以外は大文字でのオプション表記。
ユーザーのパスワードの有効期限を変更する。
-E Expireの略。
アクセス出来なくなる日付を指定。YYYY/MM/DD
-m
パスワード変更から次の変更を許可するまでの最低日数。
-M
パスワードの有効期限。日数で指定。
-l
lsの略
情報表示。スーパーユーザー以外も実行可能。
-W Warningの略。
パスワードの有効期限が切れる何日前から警告を表示するか。
例 chage -w 3 username
-I Inactiveの略。
パスワードの有効期限切れ後にアカウントロックされるまでの日数。
ユーザーの追加。
-d <ディレクトリ名>
例 useradd -d /home/a user_a
ホームディレクトリを指定
-g
所属するプライマリグループを指定
-G
プライマリグループ以外の所属するグループを指定
-s
ログインシェルを指定
オプションの後に作成するユーザー名を記載する。
useradd -d /home/a -s /bin/bash user_a
-c
コメントを足す。
ユーザーの削除。
-r
ホームディレクトリも同時に削除する。
グループの追加。
実行出来るのはスーパーユーザーのみ。
グループの削除。
実行出来るのはスーパーユーザーのみ。
そのグループにユーザーが所属している場合は実行不可。
グループアカウント情報を変更。
groupmod -g
そのGIDに変更。
groupmod -n <グループ名>
そのグループ名に変更。
先に変更後のグループ名、後に変更前のグループ名。
例 groupmod -n henkougo henkoumae
ユーザーアカウント情報の変更。
-d <ディレクトリ名>
ホームディレクトリを変更。
-g <グループ名またはGID>
所属するプライマリグループを変更。
-G <グループ名またはGID>
プライマリグループ以外のグループを変更。
-s <ファイル名>
ログインシェルを変更する。
-L
アカウントをロックする。passwd -l と同じ。
-U
アカウントのロックを解除する。passwd -u と同じ。
例
user_a(g1,g2,g3グループに所属している)を
g4グループに所属させる場合は
usermod -G g1,g2,g3,g4 user_a
ユーザーのUID,GIDを表示する。
-g
プライマリグループのGIDのみを表示する。
-G
所属している全グループのGIDを表示。
●usermod -Gとは微妙にオプションの意味が違う。
-u
UIDのみ表示。
UID
ユーザー識別子(User Identifier)。
UNIX系システムでユーザーを表現(識別)する番号。
スーパーユーザーのUIDは常にゼロ(0)。
GID
グループ識別子(Group Identifier)。
スーパーユーザーのログイングループは常にGID 0。
現在のロケール設定を表示する。
-aを付けた時と混同しないこと。
-a
使用可能、設定可能な全ロケールを表示する。
LC_の設定は
export LC_MESSAGES=ja_JP.eucJP
LC_ALLを設定すると一括で設定される。
その後に個別に設定しても
反映されないことに注意する。
環境変数 LANGはLC_のデフォルト値。
LC_の指定が無い場合はLANGの値が適用される。
コマンド実行時のみ、環境を指定する方法は
LANG=ja_JP.UTF-8 command_a
実際の実行例は以下。
[root@centos52 ~]# ls
Desktop あああ.txt
[root@centos52 ~]# LANG=jp_JP.eucJP ls
Desktop ?????????????????????.txt
[root@centos52 ~]# locale
LANG=ja_JP.UTF-8
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=
LC_CTYPE
文字の分類、大文字/小文字の変換等の文字属性
LC_MESSAGES
出力されるメッセージの言語
LC_MONETARY
通貨管理
LC_NUMERIC
数値の入出力に使用する形式
LC_TIME
時刻形式に各国語を指定
ロケール 【locale】(ロカール)
言語や国・地域ごとに異なる単位、記号、日付、
通貨などの表記規則の集合。
または単に、利用する言語や国・地域の指定。
参照サイト
http://e-words.jp/w/E383ADE382B1E383BCE383AB.html
タイムゾーンを選択する。
タイムゾーンを選択する。
/etc/timezoneファイルが更新される。
システムの日時を表示、変更する。
月から指定する。
date MMDDhhmm[[CC]YY][.ss]
例 date 09031545
例 date 090315452010.59
-u
グリニッジ標準時で表示。
文字コード変換を行う。
iconv -f SJIS -t EUC-JP < a.txt > b.txt
-l
変換可能な文字コード一覧表示。
-f <文字コード>
変換元の文字コード。fromの略。
-t <文字コード>
変換先の文字コード。toの略。
ハードウェアクロックの読み取りと設定。
電源が停止した状態でも動作している。
-r
ハードウェアクロックの表示のみ。オプション無しと同じ。
-s (--hctosys と同じ)
ハードウェアクロックの値をシステムクロックへ反映する。
多分hardware clock to system clockという意味。
-w (--systohc と同じ)
システムクロックの値と同期をハードウェアクロックに反映する。
多分system clock to hardware clockという意味。
例 date 08282230 システムクロックを設定。
hwclock -w ハードウェアクロックへ反映。
-u
協定世界時(UTC:Universal Coordinated Time)として反映する。
システムクロックを設定するのはdateコマンド。
カーネルが持っている。システム起動時にはハードウェア
クロックの値がシステムクロックの値になる。
NTPサーバーから時刻を取得する。
指定したメッセージを、指定したファシリティ、
プライオリティで出力する。
例 logger -p mail.info aiueo
ログのローテーションを実行する。
自動的にログを分割、更新する。
基本的にはcronで自動実行されている。
/etc/logrotate.confが設定ファイル。
ファイルの末尾を表示と、新規書込時には即時表示。
/var/spool/mail ディレクトリの
各ユーザーに届いた受信メールを閲覧する。
CentOS5.2のデフォルトではコマンドは見つからない。
mailxをyumでインストールするとmailコマンドが実装された。
sendmailを使用しているシステムで、送信待ちメール等の
メールサーバーにスプールされているメールキューを表示する。
実行例
[root@centos52 ~]# mailq
/var/spool/mqueue is empty
Total requests: 0
※/var/spool/mqueueはディレクトリ。
-v
詳細情報の表示
印刷ジョブを生成してキューに登録。
-#num
numで指定した部数を印刷。
例
lpr -#15 a.txt
cat a.txt | lpr -#15
-P <プリンタ名>
指定したプリンタに出力。
例
lpr -Pprintername a.txt
プリントキューに有る印刷ジョブを削除。
-P <プリンタ名>
指定したプリンタの印刷ジョブを削除。
lprm -Paaa 20
プリンタ名aaaのジョブ番号20の印刷ジョブを削除する。
-
自分の印刷ジョブを全削除。
lpqと違って-aオプションは存在しない。
キューに登録されている印刷ジョブの確認。
-a
全プリンタの情報表示。
-P <プリンタ名>
指定したプリンタの情報表示。
書式は以下。
telnet オプション ホスト名かIPアドレス ポート番号
ftpプロトコルでのファイル転送。
-v
詳細情報表示。
ftpのサブコマンド
get
1つのファイルを指定してダウンロード。
put
ファイルのアップロード。
mget
複数のファイルを指定してダウンロード。
lcd
ローカルでのディレクトリ移動を行う。
ascii
アスキーモードでデータ転送を行う。
binary
データをバイナリデータとして扱う。
quit、bye
FTPセッションを終了する。