ServersMan@VPS(CentOS7) デスクトップ環境の使い方(日本語化など)

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DTI ServersMan@VPS(CentOS7)のデスクトップ環境の使い方です。

 

本ページの関連ページ

 

デスクトップ環境はXfceです。Xfceの使い方等々は以下に掲載されています。

 

Xfceでの説明ですが、GNOME等でも設定箇所やソフトのインストール方法は
同じであることが多いです。

 

 

本ページの目次

 

 

アイコンの表示方法

 

Xfceのインストール直後はアイコンが表示されませんでした。

 

 

 

「application menu」→「Settings」→「SettingManager」→「Appearance」
→「Icons」で、「GNOME」か「High Contrast」を選択します。

 

 

 

アイコンが表示されるようになりました。

 

 

 

WEBブラウザ(Firefox)のインストール方法

yum install firefox

 

Firefoxをインストール出来ました。

 

※Firefoxの脆弱性の対応状況は以下のサイトに記載されています。

 

 

 

テキストエディタのインストール方法

今回はGNOMEで馴染みのあるgeditをインストールしました。
もっと軽量なテキストエディタをインストールしても良いですね。

 

■yumでインストール出来るテキストエディタを検索します。

yum list | grep edit

 

■geditをインストールします。

yum install gedit.x86_64

 

テキストを開くことが出来ました。

 

 

 

OFFICEソフトのインストール方法

 

■yumでインストール出来るオフィスを検索します。

yum list | grep office

 

■libreofficeをインストールします。

yum install libreoffice.x86_64 libreoffice-langpack-ja.x86_64

 

Libre Officeがインストール出来ました。

 

 

 

※アプリケーションメニューからの起動ではなく、ターミナルから起動する場合は
「libreoffice」と入力し実行します。

 

 

 

日本語表示にする方法

 

※現在のSSH接続やターミナルウィンドウで現在のウィンドウを日本語表示する場合

export LANG="ja_JP.UTF8"

 

■IPAフォントのダウンロード

IPAexフォント ダウンロードページ

 

■IPAフォントのインストール

 

IPAexフォント/IPAフォントのインストール例を参照しました。

 

■「.fonts」ディレクトリの作成

mkdir /home/ユーザ名/.fonts

 

■ダウンロードしたフォントを「.fonts」ディレクトリへコピー。

cp IPAexfont00201.zip /home/ユーザ名/.fonts

 

■「.fonts」ディレクトリへ移動

cd /home/ユーザ名/.fonts

 

■フォントを解凍

unzip IPAexfont00201.zip

 

■解凍したフォントを確認

ls IPAexfont00201

 

■フォントのキャッシュを更新

fc-cache -fv

 

■VNC接続時に日本語環境でログインする場合

vi /home/ユーザ名/.vnc/xstartup

 

「export LANG="ja_JP.UTF8"」を追加します。
以前追加したXfceで起動する設定「exec xfce4-session &」
はそのままです。

#!/bin/sh

 

unset SESSION_MANAGER
unset DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS

 

export LANG="ja_JP.UTF8"

 

#exec /etc/X11/xinit/xinitrc
exec xfce4-session &

 

再起動します。
reboot

 

VNC接続すると、正しく日本語でデスクトップが表示されました。

 

 

 

リブレオフィスも正しく日本語表示となりました。

 

 

 

日本語入力方法

 

※IBusについて(LibreOfficeでの日本語入力方法など)

 

 

■ibus-kkcのインストール

yum install ibus-kkc

 

■ibus-setupの実行

※GUI画面で、実行しましょう。

 

ibus-setup

 

「はい」をクリックします。

 

 

 

「OK」をクリックします。

 

 

 

「アクティブな入力メソッドのカスタマイズ」にチェックを入れて閉じます。

※必要の無い作業かもしれません。

 

 

 

右上に「あ」アイコンが表示されました。
「Alt+K」でカタカナ入力モードに変更、「Alt+L」で英数入力モードに変更との
記載が有りました。

 

 

 

日本語入力が可能になりました。

 

 

 

■VNC接続時にibusを起動しておく

VNC接続時にibusを起動しておくには「/home/ユーザ名/.vnc/xstartup」を編集します。

 

※VNC接続ではなく対面ログインでの設定は/home/ユーザ名/.bashrc
かと思います。

 

vi /home/ユーザ名/.vnc/xstartup

export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus

 

ibus-daemon -drx

 

 

その後、GUIで他のアプリケーションを起動しようとすると

ディスプレイをオープンできません

 

Error: cannot open display: :1.0

となった。ibusが起動していない時は問題なくアプリケーションを開くことが出来る。

 

 

 

デスクトップの背景を変える方法

 

「アプリケーションメニュー」→「Setting」→「デスクトップ」→「背景」タブをクリックし
「画像リスト」を選択後、「+」をクリックし画像を追加し使用します。

 

 

 

アプリケーション一覧画面とデスクトップへのショートカット作成方法

 

/usr/share/applicatonがアプリケーション一覧画面です。
Windowsのように、右クリックメニューの「送る」でデスクトップに
ショートカットを作成できます。