LPICに関するページです。
rpm -i(--install) <パッケージファイル名>
インストールする。インストール済みの場合はインストールしない。
rpm -F (--freshenと同じ) <パッケージファイル名>
インストールされていない場合、インストールしない。
rpm -U (--upgradeと同じ) <パッケージファイル名>
インストールされていない場合、インストールする。
以下のオプションを併用する場合が有る。
-hと-vはインストール時には毎回付けることが多い。rpm -ivh パッケージファイル名。
-h インストールの進行状況を「#」で表示する。
-v 詳細情報を表示する。
--test 実際にインストールは行わず、検査のみ行う。
rpm -e(--eraseと同じ) <パッケージ名>
パッケージを削除する。
rpm -V <パッケージ名>
パッケージの検証を行う。
rpm -q(--queryと同じ) <パッケージ名>
指定したパッケージがインストールされているか照会する。
単独で使用することはあまり無いかもしれない。
rpm -qf <ファイル名>
指定したファイルを所有するパッケージを検索する
例 rpm -qf /opt/avg/avg8/cfg/updatecomps.cfg
-qcと間違えないこと。
rpm -qc (--configfilesと同じ) <パッケージ名>
インストールされた設定ファイルの一覧を表示
-qfと間違えないこと。
rpm -qa
インストールされている全てのパッケージを表示。
例 rpm -qa | grep avg
rpm -qi(--info) <パッケージ名>
検索した名前/バージョン/リリース日/
インストール日など詳細情報を表示
rpm -qp(--packageと同じ) <パッケージファイル名>
パッケージ名ではなくパッケージファイル名を選択する。
インストール前の情報照会などに使用する。
得られる情報はインストール後にパッケージ名に対して
情報照会したものと同じ。
例 rpm -qip avg85flx-r812-a3371.i386.rpm
rpm -qd(--docfilesと同じ) <パッケージ名>
関連するドキュメントファイルの一覧を表示
rpm -q --changelog <パッケージ名>
インストールされているパッケージの更新履歴を表示
未整理
rpm --root <ディレクトリ名>
作業ディレクトリを指定
rpm --nodeps
依存関係を無視
rpm --prefix <ディレクトリ名>
パッケージをインストールするディレクトリを指定(iと併用)
rpm --relocate
インストール済みのパッケージを、ディレクトリを変更して
再インストール(iと併用)
rpm -R (--requiresと同じ)
或るパッケージが依存しているパッケージや
ライブラリの情報を表示
rpm -V --nomd5 <パッケージ名>
MD5チェックサムによるファイル改ざん可能性の有無をチェックしない。
rpm2cpio <パッケージ名>
インストール前にrpmパッケージ内のファイルを確認する。
rpmパッケージはcpioというアーカイブ形式で各ファイルを保存している。
yumコマンドにupgradeオプションは存在しない。
check-update
アップデート可能なパッケージがあるか確認
パッケージの情報表示のみ。
update
アップデート可能なパッケージを全てアップデート
clean
キャッシュ用ファイルの整理
install <パッケージ>
パッケージをインストール
update <パッケージ>
パッケージをアップデート
remove <パッケージ>
パッケージをアンインストール
list
全パッケージのバージョンとパッケージが
どこからインストールされているかを表示
list <パッケージ>
パッケージのバージョンと、
パッケージがどこからインストールされているかを表示
info <パッケージ>
パッケージに関する情報表示
groupinstall <パッケージグループ>
パッケージグループをインストール
grouplist
パッケージグループのリスト表示
groupinfo <パッケージグループ>
パッケージグループに含まれる
パッケージの情報表示
search <キーワード>
キーワードでパッケージ検索
/etc/yum.confファイル
設定ファイル。yumコマンドのログファイルの設定や、更新対象外に
するパッケージの指定などの設定を行う。
/etc/yum.repos.dディレクトリ
yumコマンドで使用されるリポジトリ情報の設定ファイルが格納される。
RPMパッケージのダウンロードページを追加したい場合は、ダウンロードページ
URLなどのリポジトリ情報を記載した定義ファイルをこのディレクトリに
追加します。
yumdownloaderコマンド
rpmパッケージファイルやソースファイルのダウンロードのみを行うコマンド。
--source rpmではなく、ソースファイルを(srpm)をダウンロードする。
オンラインマニュアルの表示
man 8 mount
章番号を指定して表示
man -k mount (aproposと同じ)
部分的にでも含むmanページを検索
cat a.txt | xargs touch
a.txtに記載されたファイル名を元に
新規ファイルを一度に作成
オプションの後の順番は、今後作成するファイル 作成元ファイル
-は省略可能。lnコマンド等とは逆の順番やね。
tar c
Create 訳:創造する、生み出す
アーカイブの作成
tar x
extract
訳:抽出物、引き抜く
アーカイブの抽出
tar z
gzip(.gz)ファイルを解凍。
tar j
bzip2による圧縮/展開
tar t
tarアーカイブの内容表示
tar f
File 作成・抽出するファイルを指定
tar v
Verbose 訳:言葉の多い、冗長。
作成・抽出時にリストを画面に出力。
--delete
アーカイブからファイルを削除する
例 tar -f a.tar --delete filea
-d
解凍する。gunzipコマンドと同じ。
-d
解凍する。bunzip2コマンドと同じ。
-c
元ファイルを変更せずに出力を標準出力に書き出す
バックアップを取る、ファイルをアーカイブ化する。
-a
隠しファイル→ .で始まるファイル名のものも表示
-A
隠しファイル→ .で始まるファイル名のものも表示、
カレントディレクトリ(.)と上のディレクトリ(..)は
表示しない
-d
ディレクトリの中身を表示する代わりに、
ディレクトリ名をリスト表示
-F
名前後にファイルタイプ表示
通常のファイルは記号無し
実行可能ファイルは 「*」
ディレクトリは 「/」
シンボリックリンクは「@」
-i
inode番号を表示
-l
リスト形式で詳細表示
shutdown -r 21:00
-r
rebootコマンドと同じ。再起動する。
-h
haltコマンドと同じ。シャットダウンする。
-k
実際にはシャットダウンを行なわず、
ログイン中ユーザ全員へメッセージ送付。
-kの後に-rやnowと付けようがシャットダウンしない。
-c
実行中のシャットダウンキャンセル。
-f
再起動時にfsckを行わない。
-F
再起動時に必ずfsckを行う。
8進数や16進数で表示する
-t
出力タイプを指定
od -t o a.txt
8進数で出力、デフォルト。
od -t x a.txt
16進数で出力。
環境変数を表示する。
環境変数とシェル変数を表示する
環境変数を設定
export LANG=en_US.UTF-8
環境変数を利用して現在の言語
「ja_JP.eucJP」から「en_US.UTF-8」に変更
chownで所有グループを変更する場合は
chown <オプション> .<所有グループ> <ファイル/ディレクトリ>
chown <オプション> :<所有グループ> <ファイル/ディレクトリ>
所有グループを変更
アクセス権の変更
chmod u+s a.pl
a.plに対して、ユーザーにSUIDを付ける。
chmod -R
再帰的に。ディレクトリ内のファイルにも
適用する。
u
所有者(user)
g
グループ(group)
o
その他ユーザ(other)
a
すべてのユーザ(all)
+
権限追加
-
権限削除
=
権限を指定します
r(4)
読み取り許可
w(2)
書き込み許可
x(1)
実行許可
s
SUID及びSGID
t
スティッキービット
一般的には/tmpや/var/tmpなど
一時保管用のディレクトリにはスティッキービットが付けられている。
umask値を表示、変更する
※ただ単に3桁の引き算をやっている訳では無い(笑)
666-072=604
実行中のプロセスを表示。
ハイフンの有無で動作が変わることに注意。
a
全てのプロセスを表示する。
x
自分が実行しているプロセス以外も表示する。
u
プロセスの所有ユーザーや開始時刻などを表示する
f
pstreeと多分同じ。プロセスの親子関係をツリー状に表示。
※多分ax、-A、-eは動作中の全プロセスを表示。
デフォルトではCPU使用率の高い順。
Mキーを押すとメモリ使用量順になる。
top d 1
1秒ごとに更新
※以前はsオプションだったっぽい。
未だ青本ではsオプションでの解説をしている。
現在はsは、セキュアモードで実行して、
潜在的に危険な対話的コマンドの実行を禁止、らしい。
参照サイト
http://codezine.jp/unixdic/w/top/
優先順位を決めてコマンドを実行する。
ナイス値のデフォルトは0。-20から19まで。
マイナス値を設定できるのはスーパーユーザーのみ。
色々間違えやすい。
①オプション無しのniceコマンド実行時のデフォルトは10。
もともとのデフォルトは0。
②-n <ナイス値>で指定する場合
-n -10
-n 10
③-<ナイス値>で指定する場合
--10や-10など。
覚え方
・nice -n
・nice -
・renice
のあとに素直に-19から20を指定する、と覚える。
色々間違えやすい。-nオプションは無い。
renice -10 -u usera
useraが起動しているプロセスのnice値を全て-10に設定。
renice +10 -u usera
renice 10 -u usera
useraが起動しているプロセスのnice値を全て10に設定。
ACLを設定
-m
ACLエントリを追加、変更
-x
ACLエントリを削除
設定済みのACL情報を参照
touch -t 201008192355.50 a.txt
オプション無し
ファイル、ディレクトリが有れば
タイムスタンプを現在の時刻に設定。
ファイルが無い場合は空ファイルを作成。
-a
最終アクセス時刻のみを変更。
-c
ファイルが無い場合、空ファイルを作成しない
-m
修正時刻だけを変更
$ nohup grep"aaa" a.txt > result &
grepをlogout後も継続して実行し続ける。
find -name"a*" -print
a*であるファイル名を検索。
find / -maxdepth 2
/から2階層に制限してファイル、ディレクトリを検索。
-name <ファイル名>
ファイル名
-atime <日時>
最終アクセス時刻
-mtime <日時>
最終更新時刻
-perm <アクセス権>
アクセス権。8進数または文字指定。
-size <サイズ><サイズの単位>
ファイルサイズ。cはバイト、kはキロバイト、bはブロック(512バイト)
-type <ファイル種類>
ファイルの種類。f:ファイル、d:ディレクトリ
-user <ユーザ名>
ファイルの所有者
-group <グループ名>
所有グループ
-print
省略可。検索条件に合ったファイルを表示
-exec <コマンド> バックスラッシュ;
検索条件に合ったファイルに対して
コマンド実行
あらかじめ作成されたファイルデータベースに沿って、
検索パターンに合致したファイルやディレクトリを検索する。
ファイルデータベースがあるので、高速で検索することが可能。
Windowsで言うところの「インデックスを付けて検索を速くする」
locateが利用するファイルデータベースを更新する。
オプション無し
/etc/updatedb.confで定義済みのファイルシステムや
ディレクトリ以外のデータベースを作成。
-e <パス>
データベースに取り込まないパスを指定。