Microsoft Exchange Server 2010のインストールについてです。
Microsoft Exchange Server 2010とoutlook2010 betaでの構成で
試行しました。
Exchange Server 2010 自習書シリーズ 1.インストール編に沿って
インストールしました。
スクリーンショットで見る、Exchange Server 2010の新機能
エラー1
「Exchange 管理コンソール」で「Microsoft Exchange On-Premise」が
開かない、初期化できません とのエラーになる。
原因
Exchange Serverがドメインコントローラにドメインのメンバーとして認識されていない。
ドメインコントローラにドメインのメンバーとして認識されているかどうかは、
あるフォルダへセキュリティ権限を与える際に、ドメイン側のACLを表示させることが
可能がどうかで判別しています。
たとえ、Exchange Serverからドメインコントローラの共有フォルダが見えたり
Ping疎通ができていたとしても、ドメインコントローラに認識されているとは
判定できません。
グループポリシーで「キャッシュされたログオンを無効にする」を設定していない
状態では、キャッシュしていたログオン資格情報を使ってログオンするため、
惑わされないことが肝要です。
エラー2
「Microsoft Exchange On-Premise」 - 「サーバーの構成」などが開かない。
outlook2010から自動初期設定終了後に再度アクセスした際、
「既定のメール フォルダーを開けません。 フォルダーと Outlook データ ファイル (.ost)
を同期させる前に、現在のプロファイルで Microsoft Exchange に接続してください。」
と表出され、接続できない。Outlook Web Access(OWA)では接続可能。
原因
「Microsoft Exchange Service Host」などのExchangeに関する
(自動起動)サービスが停止している。
スタートアップを「自動」、状態を「開始」と設定しても再起動か何かの際に状態が
「停止」になるサービスが有る様子です。
もう少しドキュメントを読むが設定を見直てみようと思います。
※基本的にはコマンドで一式を追加すること。1行で入力する。
Add-WindowsFeature NET-Framework,RSAT-ADDS,Web-Server,Web-Basic-Auth,
Web-Windows-Auth,Web-Metabase,Web-Net-Ext,Web-Lgcy-Mgmt-Console,
WAS-Process-Model,RSAT-Web-Server,Web-ISAPI-Ext,Web-Digest-Auth,
Web-Dyn-Compression,NET-HTTP-Activation,RPC-Over-HTTP-Proxy -Restart
万一GUIでインストールするなら、以下の2通りの方法が有る。
1・「Server Manager」 - 「機能」- 「機能の追加」 - 「.NET Framework 3.5.1
の機能」からインストール。
2・「Server Manager」 - 「役割」- 「役割の追加」 - 「アプリケーション サーバ」
をインストール。インストール中に .NET Framework 3.0 がインストールされる。
外部メールを使用しないのであれば、「メールユーザーの新規作成」ではなく
「メールボックスの新規作成」から設定する。
outlook2010にて最初の自動アカウント設定をキャンセルしてしまい
再度exchange serverと疎通して自動アカウント設定を行いたい場合について
outlook2010の手動アカウント設定では「outlook2010を起動させている時に
exchange serverと疎通してのアカウント設定は不可」のため、コントロールパネル
の「mail」を開き、「電子メールアカウント」を選択する。
「電子メール」タブにて「新規」をクリックする。
すると、exchange serverと疎通が始まり自動で設定される。
尚、「mail」アイコンは1度もoutlookを起動させたことが無い場合は、表示されません。