「ターミネータ10plus データ完全抹消」を購入しました。
安心・安全なオンラインストア NTT-X Storeで購入しましたが、今amazonを見ると
3000円台でamazonの方が安かったです。
この値段で個人用途では複数のPC、USBメモリ、SDカードなどが
全て完全消去できるのはお得ですね。
溜まりに溜まったSDカードの消去にはなかなか骨が折れましたが・・。
途中で、SDカードは物理的に壊そうかと何度か思いました(笑)
個人ユーザーは無制限で利用可能で法人ユーザーは5台迄です。
データ消去のセキュリティレベルは10段階のうち8に設定しました。
まずUSBメモリのデータ完全消去を行いました。16GBで1時間40分くらいでした。
時間は遅すぎず妥当だと思います。
少しいまいちな点が有り、USBメモリのデータ完全消去実行中になぜか
実行しているOS、Windows7のDドライブが開けなくなった(容量が0になってた)。
ソフトの不具合かと思いデータ復旧ソフトのファイナルデータを使用しDドライブの
全復旧を行った・・。
復旧先はDドライブではなくネットワークドライブに。
しばらく経ち、データ復旧中に、先にUSBメモリのデータ完全消去が終了した。
そうすると、Dドライブも閲覧できるように戻っていた。
驚かすのはやめてほしい・・。
ともあれ、このソフトでのデータの完全消去は手軽でかなり良いと思う。
消去後、以下のようなレポートを保存可能です。
「レベル8. 米国国防総省(DoD5220.22-M ECE) 方式」で実施しました。
【データ抹消結果レポート】
データ抹消日時:2014年 9月22日 22:01:34
パソコンの型名:***
PCの製造番号 :*******
ドライブ :ディスク1
ディスク容量 :15.1 GB
ディスク型番 :**********
シリアル番号 :
総セクタ数 :31633448
不良セクタ数 :0
抹消レベル :8
抹消方法 :米国国防総省(DoD5220.22-M ECE)方式
書込み回数 :7
抹消時間 :02:14:45
処理結果 :正常終了
検証結果
先頭セクタ:0
0000: 32 A1~~~
抹消結果をテキストファイルとして保存可能です。
先頭のセクタからランダムで書き込まれています。
「レベル4. 乱数+ゼロ書込み方式」などでは00が並びますね。
ターミネーターの抹消結果画面で、ハードディスクの内容をダンプ表示出来たかと思います。
また、その後にダンプ表示するには以下のソフトが有りました。
抹消前にダンプで見ておき、抹消後に差異を確認するのも良いですね。
また、市販ソフトやフリーソフトレベルでの復旧不可を確認するには
以下のソフトで実際に確認するのも良いですね。
抹消レベルの詳細について、以下に引用します。
【Terminator 10 plus データ完全抹消版】
・レベル1. ゼロ書込み方式
・レベル2. 1(OxFF) 書込み方式
・レベル3. 乱数書込み方式
・レベル4. 乱数+ゼロ書込み方式
・レベル5. 米国国家安全保障局(NSA) 方式
・レベル6. 米国国防総省(DoD5220.22-M) 方式
・レベル7. 北大西洋条約機構(NATO)方式
・レベル8. 米国国防総省(DoD5220.22-M ECE) 方式
・レベル9. シュナイアー(Schneier)方式
・レベル10. グートマン(Gutmann)方式
各抹消レベルの詳細は以下の通りです。
・ゼロ書込み方式:セキュリティレベル 低
各セクタに16進で"00"の値(ヌル値)を書き込みます。いわゆる「物理フォーマット」がこれにあたります。ソフト的にデータを復元することはできなくなりますが、全領域に同じ値を書き込むために、ディスク上の残留磁気を読み取る装置を用いればもとのデータパターンを解読される可能性があります。
・1(OxFF) 書込み方式:セキュリティレベル 低
各セクタに16 進数で"FF"の値を書き込みます。ソフト的にデータを復元することはできなくなりますが、ディスク上の残留磁気を読み取る装置を用いて解析すればもとのデータパターンを解読される可能性があります。
・乱数書込み方式:セキュリティレベル 低
各セクタにランダムな値を書き込みます。ソフト的にデータを復元することはできなくなりますが、ディスク上の残留磁気を読み取る装置を用いて解析すればもとのデータパターンを解読される可能性があります。
・乱数+ゼロ書込み方式:セキュリティレベル 中低
各セクタに一旦ランダムな値を書き込んだ後に、その上にヌル値を書き込んでいく方法です。ソフト的にデータを復元することはできなくなりますが、ディスク上の残留磁気を読み取る装置を用いて解析すればもとのデータパターンを解読される可能性があります。
・米国国家安全保障局(NSA) 方式:セキュリティレベル 中低
各セクタに一旦ランダムな値を書き込んだ後に、もう一度ランダムな値を書き込み、その上にヌル値を書き込んでいく方法です。ソフト的にデータを復元することはできなくなりますが、ディスク上の残留磁気を読み取る装置を用いて解析すればもとのデータパターンを解読される可能性があります。
・米国国防総省(DoD5220.22-M) 方式:セキュリティレベル 中低
各セクタに文字、その文字の補数、ランダム値による書き込みを行います。ソフト的にデータを復元することはできなくなりますが、ディスク上の残留磁気を読み取る装置を用いて解析すればもとのデータパターンを解読される可能性があります。
・北大西洋条約機構(NATO)方式:セキュリティレベル 中
各セクタに文字、その文字の補数、その文字、その文字の補数、その文字、その文字の補数、最後にランダム値による書き込みを行います。ソフト的にデータを復元することはできなくなり、またディスク上の残留磁気を読み取る装置を用いて解析しても、もとのデータパターンを解読されにくくなります。
・米国国防総省(DoD5220.22-M ECE) 方式:セキュリティレベル 中
各セクタに文字、その文字の補数、ランダム値、ランダム値を書き込んだ後にもう一度文字、その文字の補数、ランダム値を書き込みます。ソフト的にデータを復元することはできなくなり、またディスク上の残留磁気を読み取る装置を用いて解析しても、もとのデータパターンを解読されにくくなります。
・シュナイアー(Schneier)方式:セキュリティレベル 中
各セクタに文字、その文字の補数、ランダム値5 回を書き込みます。ソフト的にデータを復元することはできなくなり、またディスク上の残留磁気を読み取る装置を用いて解析しても、もとのデータパターンを解読されにくくなります。
・グートマン(Gutmann)方式:セキュリティレベル 高
各セクタにDoD を超える安全性を誇るGutmann 方式にしたがって計35回データを上書きします。ソフト的にデータを復元することはできなくなり、またディスク上の残留磁気を読み取る装置を用いて解析してももとのデータパターンを非常に解読されにくくなります。
引用元
抹消レベルについて