独自ドメインのDNSサーバを別のレンタルサーバ会社のDNSサーバへ変更した後、
変更は完了しているけれども自分のパソコンのWEBブラウザからアクセス出来ない時が有りますね。
※本事象とはあまり関連は無いかもしれませんが、EPPのステータスコード
(ドメインのステータス)については以下のページに記載しました。
本ページの目次
まずはキャッシュを持っていないであろうDNSサーバ
(シーマン DNSチェックなど)で、その独自ドメインの名前を解決
できるか確かめてみましょう。
結果画面では、権威サーバが正しく新しいDNSサーバに
なっているかも同時に確認できますね。
上記結果で名前解決できたことを確認できれば、コマンドプロンプトから
nslookupにて、新IPアドレスを回答するか確認しましょう。
旧IPアドレスを回答する場合は、以下を行いましょう。
※新IPアドレスを回答する場合は、次項を参照願います。
旧IPアドレスを回答する場合、念のためPCのDNSのキャッシュの
削除を行いましょう。
コマンドプロンプトで
キャッシュの確認
キャッシュの削除
キャッシュが削除されたことを確認
家庭用ルータなどでクリアするコマンドが無かったり、再起動することによる影響が無ければ
ルータの再起動で良いと思います。
その後、再度コマンドプロンプトからnslookupを行い、新IPアドレスを回答するか
確認してみましょう。
※暫定的な対処をする場合は以下のいずれかあたりかなと思います。
■暫定案1. 使用するDNSサーバの変更
PCのネットワーク設定で、一時的に使用するDNSサーバ
を他の(安全であろう)パブリックDNSサーバ等、例えばgoogleのDNSサーバ
(8.8.8.8)などに変えて名前解決確認
■暫定案2. ホスツファイルに記載
ホスツファイルのパスは以下です。
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
またDNSキャッシュサーバの浸透/伝播は、最近では最大で3時間くらいかなと思います。
DNSサーバが新IPアドレスを回答するようになったのに、WEBブラウザでは
旧レンタルサーバへアクセスしに行ってしまう場合は次項を参照願います。
私の場合、WEBブラウザ(IE)のキャッシュ削除やPCの再起動を行っても
改善されませんでした。
別のWEBブラウザをインストールし、該当ホームページへアクセスしてみましょう。
クロームを使用すると、問題なく新レンタルサーバへアクセスできました。
その後、しばらくするとIEでも問題なく新レンタルサーバへアクセスできました。