ドメインの移管と、ネームサーバの変更の違いについて
ドメインを管理している会社(レジストラ)を変更することです。
ドメインの移管後、WHOIS情報から
新レジストラのDNSサーバ等、変更点を確認できます。
レジストラは変わりません。
自分のホームページを設置しているWEBサーバを、違うレンタルサーバ会社の
WEBサーバへ移転する場合に行う作業ですね。
移転時、基本的にはDNSサーバも一緒に新レンタルサーバ会社のDNSサーバ
へ変更します。
具体的にやることは、レジストラ(ドメインを管理しているところ)のサイトで「今まで
example.comの名前解決担当はレンタルサーバ会社AのDNSサーバでしたが、
今度からはレンタルサーバ会社BのDNSサーバが担当します。」と伝えます。
伝える方法は、レジストラのサイトへログインしWHOIS情報変更画面などで
新DNSサーバ名を入力する方式が多いです。
また自分で構築したDNSサーバを使用するには、事前にレジストリへのDNSサーバ
の申請が必要です。それらの設定方法については以下のページに記載しました。
※違う解釈について
一般的には「ネームサーバの変更」というと上記の通り「使用するDNSサーバを
違うDNSサーバへ変更する」ことですが、違う解釈として「DNSサーバ内の設定変更」
という解釈も有ります。
後者の解釈は、DNSサーバは移転せずDNSサーバ内の設定変更(A、NS、
CNAMEレコード等の編集)を行う、ということです。
その際にはNSレコードの追加、削除以外はWHOIS情報の変更は必要有りません。
DNSサーバのレコードを編集できるレンタルサーバとしては、
エックスサーバ、お名前.com、さくらインターネット、ムームードメインなどが有ります。