WindowsからCentOSへVNCでリモートデスクトップ接続するための設定を行いました。
※VNCのインストールについては以下のページに詳しく記載しました。
参照ページ
外出先のWindowsXPから自宅BBルータへVPN接続し、
・Windows7 x64
・Windows Server 2008 R2(Windows7のVirtual PC)
※ドメインコントローラとHyper-Vマネージャ利用
・Hyper-V Server R2
Hyper-V Server R2の起動時に自動起動)
をWakeOnLanで起動させて、Hyper-VマネージャからCentOS5.5を
操作しています。
Windows7とHyper-V Server R2は裏側でも別のIPアドレスを使用して
ルータとL2スイッチを経由して繋がっています。
今回のそもそものCentOSインストールする意味は
ルータとL2スイッチのコマンド試行、及び設定後の通信確認です。
Windows7--- ルータ --- L2 ---CentOSって言う感じで配置しています。
Windows7やWindowsServer2008R2を起動させるのはリソースの無駄なので
今後はWindowsXPから直接CentOS5.5へリモート接続します。
まず、vnc-serverをインストールします。
インストール後、vnc-serverを起動します。
この時、パスワードも設定します。
パスワード設定後、表示されたログの最終行、
でディスプレイ番号が「1」で有ることを確認しておきます。
リモート接続に使用するポートは
5900+ディスプレイ番号なので5901です。
ファイアウォール設定でTCP 5901を開けます。
「custmize」ボタンを押し、「other port」項に
「5901:tcp」と入力していき、設定します。
WindowsXPを操作し、リモート接続のクライアントソフトを
以下からダウンロード、インストールします。
ダウンロードするものは「FreeEdition」です。
http://www.realvnc.com/products/download.html
インストール後「VNC Viewer 4」を起動します。
接続先は、「CentOSのIPアドレス:ディスプレイ番号」です。
自環境では「172.16.0.180:1」と入力しました。
先ほど設定したパスワードを入力します。
接続できることを確認します。
グレーの画面にチェックボックスが3つ有りました。
一旦接続画面を閉じます。
vncserverを停止します。
インストール完了後、以下のコマンドでGUIを起動可能です。
GUIからlogoutを行うとCUIに戻ります。
CentOSの起動時に常にGUIで起動してくるようにするには、
デフォルトランレベルを3から5へ変更する。
/etc/inittabを編集し、id:5:initdefault: へ変更。
リモート接続時にGNOMEが起動するようにします。
最後の行を以下のように変更します。
再起動後、
と入力した後、WindowsXPからVNCでリモート接続し、
GUI画面が表示されることを確認します。
vncserverが自動起動するようにしておきます。
設定が反映されたことを確認します。
下方の行のコメントアウトを削除し、
と変更しました。
再起動します。
再起動後、WindowsXPからVNCでリモート接続し、
正しくGUI画面が表示されればリモート接続設定は完了です。